永久の幸福

福寿草子のゆるふわ脳内

どう見てもメンヘラです - 2018/10/15 - 2018/10/21

深夜テンションでメンヘラ女受肉した。そしたらメイクも服も仕草もどんどんヘラリティが上がっていく。媚。ありがとうございました。

2018/10/15

朝起きたら記憶がなかった。記憶はあった。LINEした内容は覚えているけれどどう書いたかは覚えていない、みたいな感じだ。それが常の人が多いんだろうけれど私は普段は文字で覚えている。内容を忘れたとしても。朝起きたら前髪ができていた。夜中帰ってきて無印のはさみで切ったんだ。記憶はある。これで開運するんだ、前髪があるのがいけないだ、と目をぎらぎらさせた覚えはある。

2018/10/16

ご飯を人と至近距離で食べていると自分の噛む音が気になって気になって気が気じゃない。

居酒屋3日目、トータル7連勤目、もはや脳死。多分あと2回くらい入ればつかめるんじゃないかと思う。あとは人間関係、人間関係はいつまでも馴染めなさそうだ。

居酒屋で新規の女の子三人について店長が顔採用って言われているところとか、おじさんやお姉さんに可愛いって言われることとか、感じていたら、ああ本当に誰にも愛されないと思ってでも悲しむほどの余裕もなく、日々忙殺されて、死んでゆく、貧乏でも考える余裕のある暮らしが私には必要だと思う。

2018/10/17

朝起きたら記憶がなかった。まただ。夢と現実の区別がつかない。

"不承不承に存在を続けていたが、それは単に死ぬには弱すぎたからであり、死は外部からしか来られないためだ。"

2018/10/18

"〈吐き気〉、恐怖、存在……。こういったことは、自分だけでとっておく方がましだ。"

"何か言わなければならない。何でもいいのではなく、まさに彼女の待っていることを言わなければならない。これは拷問である。"

今日は久々に嫌いな女いないから神だな〜! って思ってたらシフト入ってないくせに遊びに来た。なんでだよ。

2018/10/19

神経科行くのにも大変だ。朝早くついたらノートに名前を書いておいて、その順に呼ばれるのだけれど、これ多分昨日の夕方から下がっていて昨日書いた人がいるんだ、って病院が開く30分前、8:30に名前を書いて思う。すでに四番目だ。なんかもう眠くてつらすぎて、10連勤目だし、ドトールで人の形を保ってない。

疲れた顔の男が好きだけど自分が疲れた顔になることは望んでない。連勤も残業もできない。合掌。

「可愛くなる魔法をかけなきゃ……」
ふぇのたすの『女の子入門』を聴く。可愛いことになんの価値もない。可愛い女の子たちのなかで可愛いことには価値があるが(なぜなら可愛くなかったら自尊心をすり減らしてしまうので)、そのへんのそのへんで可愛いことってもはや脅威なんだなあ。高学歴も同じ感じだと思う。

2018/10/20

「店長が君のこと褒めてたよ、スタイルいいって。『腕ほっそいんだよなあ、俺がひねったら折れそう』って」正直めちゃくちゃ興奮しました。ありがとうございます。
そういう性癖だとかそういう話ではなくて、そういう発言をする男がいる環境に自分がいることに興奮する。

過食をやめる本はよく「自分が過食している姿を見る」ことによって過食を抑制しようとしてくるのだが、キャミソールでコーンフロスト袋食いしてる私、可愛い〜〜〜! 小さい身体で袋持って! 頬張って! 可愛い〜〜〜〜!!

2018/10/21

最近筋トレができていない。久しぶりに10回x3セットx2種目やったらへろへろに。前は3種目やってさらにステッパーもやっていたとか想像できない。

いい日曜日だ! 日曜日然とした日曜日だ。もう土日にシフト出さないぞ、と決意する。

"一年たったら、現在と同じように空っぽで、一つの思い出とてなく、死を前にして尻込みしている自分を見出すだろう。"

サルトルの『嘔吐』を読み終えた。

自律神経 - 2018/10/08 - 2018/10/14

交感神経だ。本を読んでも、小顔サロンへ行っても、交感神経優位だと指摘される。身に余るタスクを抱え込んでヒイヒイ言って繰り合わせきれずどんどん生活が死んでいく人を小馬鹿にしていたけれど私も実際そのタイプだ。
というわけで交感神経を緩める意識をしたら、まあ緩んだのだけど副交感神経優位になって朝のダラダラが止まらない。そこで気合を入れると交感神経増し増しで夜まで全力疾走、興奮して眠りにつくのにも難儀し、朝起きても前日のテンションを引きずったまま駆け走ってしまう。ここでも、アクセルかブレーキかの1か0か、みたいな考え方はよくなくて、でもよくないから直さなきゃっていうのがまたそれなのだ。

2018/10/08

"しかし選ばなければならない。生きるか、物語るかだ。(中略)人が生きているときには、何も起こらない。舞台装置が変わり、人びとが出たり入ったりする。それだけのことだ。(中略)これが生きるということだ。けれども生を物語るとなると、いっさいが変わる。"

2018/10/09

好きな人好きだ。好きな人好きだ、って気持ちを、新たに持つのには勇気がいる。同種の気持ちが複数人に対して向けられてしまうことに、後ろめたさを感じる。

2018/10/10

理解者であることを求められるのは煩わしい。けれど私は理解者だ。理解者でなければ、と思う前に、理解者であれ、と求められる前に、私は理解者だ。理解できているとは思わない。けれどその不足を埋める必要はない。すでに私は理解者なのだから、理解できていないことなんてないし、もし理解できていなかったとしてそれはごまかしごまかしやっていく。無意識であり、前提であり、そこに責任は生まれない。ただ、そうだ、ということだけがある。刷り込みと歴史。家族だ。

今日もバイト先の女と折り合いが悪く、ていうか嫌いで、トラブルを抱えていて、虫の居所が悪く、帰ったら隣の建物で大人数でカラオケをしているものだから警察に通報した。バイト先の女も逮捕されねえかな〜〜〜!

目的を持って生きていればこんなことでイライラしなくてもいいのにね。大きな物語がないから、いちいち不快さに驚いて必死に逃げようとする。快楽主義は不快を許さないだろうけれど、常に判断し続けなければならない。

2018/10/11

無。

2018/10/12

バイト先の嫌いな女無視してたらめちゃくちゃ気を遣われるようになった。うるせえ、お前が死ね、俺に構うな、好き勝手にさせろ。

"私はもう自分が存在していることに気がつかなかった。私はもはや自分のなかでは存在せず、彼の中で存在していた。私が食べるのは彼のため、息をするのも彼のためだった。一つひとつの私の動作は、外部で、すなわちそこで、私の正面で、彼のなかで意味を持っていた。"

"肉体ならば、いったん始まればあとはひとりで生きていく。しかし思考はこの私がそれを継続し、展開するのだ。私は存在する。私は存在すると考える。ああ!" 

頭よくてよかったな〜! と思う。頭いいと言っても大したことではなく、現状の問題点を把握し、分析し、改善案を考える、という私と関わりのあるみなさんには当たり前のことである。けれど人々はこれができないのだ。私はこれができるから、可愛くなくても可愛くなることができるし、うっかり13+10連勤も乗り切ることができるし(本当か?)、バイト先で嫌いな女をやめさせるよう追い込むこともできる。こうだったらなあ、ああだったらなあとぐちぐち言うこともない。頭のよさに感謝。

1つ3000円のシャンプー使ってるのになんでいつも血眼になって無料カット探してんだろ。笑っちゃった。

2018/10/13

居酒屋バイトに行ってきた。初出勤。お昼だったからか人が少なかったからか、ホールはやることがなく、キッチンの手伝いをしていた。トマト切ったり、レモン切ったり、玉ねぎむいたり、ゆで卵むいたり。……作業所〜〜〜〜!!!! って思ってめちゃくちゃ楽しかった。こつこつ系の作業大好き、自律神経整った。問題があるとすれば手がめちゃくちゃに荒れそうってことかな。でも空気がきれいなので最高〜!
鍛えててよかった〜! って思う。鍛えても鬱は治らないし嫌いな上司をいつでも殴り殺せる状態にはならない。でも重いものを運べる! 焼酎4l両手とか余裕余裕。鍛えててよかった〜!
あとは大雑把でいいのでいい。氷落ちた? OK. ビール零した? OK. 盛り付けの量わかんない? OK. 「雑でもいいから速くして」っていうのはあんまりないと思うけど居酒屋は割とそっち寄りだと思う。少なくとももう一つの接客バイトよりは。せっかちイライラ焦りマンなので速く動いとけばまあオッケー、みたいなの最高に興奮しちゃうんですよね。寝られなくなる。

2018/10/14

"火曜日
書くことは何もない。存在した。"

他者に正確を求めると、自分に正確を課さねばならなくなる。別にそんな義務とか責任とかないのだけれど、「人に言ったからには自分も守らなきゃ」って思うじゃん、思ってるのかバイト先の女がぴりぴり気を遣ってきてうざい。バイトやめろ〜!

緑茶ハイと緑茶サワーの違いがわからない。緑茶ハイはチューハイ+緑茶、緑茶サワーはサワー+緑茶、それはわかる。でも緑茶サワーはメニューになく、ハイボール緑茶割りはメニューにある。でも緑茶サワーは頼まれたら「は〜い」って言ってチューハイを緑茶で割る。それ緑茶ハイじゃん。お酒を飲まないのでわからないのですが、緑茶ハイと緑茶サワーは飲んだら味の違いはわかるものなのですか? 私は何を作っているのですか?

愛と孤独 - 2018/10/01-2018/10/07

人におすすめされて二回読んでもわからなかった漫画をもう一度読み返し、今度はわかった。三度目の正直。

「人に愛されるの怖くない?」
「『愛して、でも愛さないで』じゃん」

「私は愛の被害者になる前に、愛の加害者になることで、救われるんですよ」
「『傷つくより傷つける方がいい』?」
「不意打ちで一方的に傷つけられるより、自分の悪事に苛まれた方が、まだ納得がいくでしょう」

「つまりね、言うなれば仮想自己」
「仮想自己」
「そう、それは『わたし』でしかない」

「人に愛されたい」
「でも愛って、それを口にするだけじゃないじゃない?」

2018/10/01

二週目の月曜だけれど、初めて講義に出た。二限はもにゃもにゃとした要領を得ない英語で解析を解説される講義で、三限はなんの講義がよくわからないけれどちょろっと深遠なことを書いたメールを出して即退出と相成った。

宣言した通りボトルガムを捨てた。よって作業中は当然の如くベイプを吸い、ぷかぷか蒸気を出し続けている。大学でもこっそりと吸っているけれど、問題はバイトの時で、それこそトイレに隠れて数口吸うくらいしかないかもしれない。

「お母さんに言えないことはしない」ってくらいの良識はあるつもりだけれど、問題は「お母さん」が誰かって話で、今は二人いる。お母さんに言えないから、思うばかりで私はそれを実行には移せない。

2018/10/02

輪講へ行ってきた。ちゃんとやっていると褒められた。いつも輪講にM2が来ないかなと期待していて、今日は来ていたので嬉しかった。発表も聞いてもらえたしアドバイスももらった。こういうほのかな好きをたくさん集めたい。

やっと旅行(9/6-8, 10-12)から立ち直ってきた。生活が回り始めた。気を失っていた。

2018/10/03

清潔であることは結果的にはいつも正しい。その時を楽しめるかはわからないけど。

およそ一週間ぶりのバイトは、案外落ち着いた気持ちになった。とりあえず存在していればいい、とりあえず存在していれば「仕事をしている」、自分の存在に意味を求めなくて済む。でも五時間くらいすると一気に虚無感に襲われ、「なにか意味のあることをしなくちゃ」って思う。現実に面して、死にたくなる。

孤独が苦しい。睡眠だけが救いだと、また思い始めている。

2018/10/04

私、バイト先の一番好きなお姉さんの最推しだった。「大好き顔(がお)」って言われてた。結局顔かよ………………可愛く生まれてよかった〜〜〜!

"私たちが一つの文を理解するパターンは、文中の句や節が互いに人見知りしてモジモジしながら頭の入り口につめかけている;全文を読み終わるとそれらがサッと隊を組んで頭の奥に駈けぬけていく――というものらしい."

2018/10/05

"書くべきことが頭の中にびっしり詰まっていて、いわば内圧の高い状態は極めて望ましい."

三連勤が終わり、底抜けの解放感。最近はバイト先でも後輩相手にタメ口で話せるようになってきた。

2018/10/06

清々しい気持ちで外から帰ってきたら、鍵を忘れて閉め出されてしまったことに気づいた。大家さんが軽装で何かを持って出かけるのを見たので、早いうちに帰ってこないかなあと思う。布団を普通ごみに出して返されたこととか、水漏れを起こして毎日水道の元栓を開け閉めしていることとか、洗濯物をよくベランダから落としていることとか、突っ込まれたら困るのだけど。
10分程待って、不動産屋は歩いて3分くらいなのだから、開けてもらった方が早いなと思って行くと、名前一つ聞かれず開けてもらえた。覚えていたのか? 覚えていても一応確認してほしい。怖い。ちょうど帰ってきた後と前に人が出入りする音が聞こえて、待ってても同じだったなと思った。

"食べたあとの満たされた気持ちが、夜中に食べたごほうびだとしたら、「食べる快感をやめる」ごほうびは、数時間後の翌朝に訪れます。体も気分もすっきりしていて、「昨日、食べたい誘惑を我慢できた」という達成感で、元気に朝をスタートできるはず。"

 帰り道、姉はデパートに立ち寄って、まるで浴びせるように服を買ってくれた。試着してサイズが合ったものは全部買ってくれた。同じサイズの色違いがあれば、私は欲しくもないのに、全部買ってくれた。靴も、歩きにくい靴はいらないと私が言ってもきかずに、よさそうなものを手当たり次第に買ってくれた。姉が使っているのと同じ化粧品を一揃い、私専用にと買ってくれた。
 このときの服や靴は、半分は一度も着ないまま、サイズが合わなくなった。いまでも家の一階の倉庫にしまってある。
(中略)
「(前略)──帰りに、すごい買い物したもんね。あのあといきなり、初雪は綺麗になったよ。そういう年頃だったんだね」*1

暇で暇で仕方がないので、自分の身体のメンテナンスに時間を割いている。すると、あれやこれやにお金がものすごくかかるわけだけれど、今はそういう時期なんだ、と割り切って一日でも早くいい状態になろうとする。

2018/10/07

"日記をつけるとすれば、危険はそれだと思う。 つまりすべてを誇張し、鵜の目鷹の目で、絶えず真実をねじ曲げてしまうことだ。"

プレゼントを贈りたい。美味しいものや可愛いもの、なんでもない時に、ただ贈りたいからという理由で。

語ること - 2018/09/24-2018/09/30

思考を介さずに頭の中の言葉をそのまま喋りたい、というようなことについて。
まず第一に、何でもかんでも思ったことをそのまますべて垂れ流す、ということではない。語ることの選択は思考すべきだと思う。
第二に、語ると判断したことについて、余計な思慮を働かせずに、思ったまま語りたい。思ったことをそのまま言っているつもりで、受けのいいストーリーを作り、耳慣れた文体を使うこと、そしてそれを自覚せず、書いたものを自分の本心だと思うこと。危険だ。

2018/09/24

ドラマ『ハンニバル』を観返し始めた。『ファイト・クラブ』の終盤間近のあの揺らぐ感じで、『ハンニバル』のシーズン2のことを思い出したのだ。けれどそれを観たのももう三年近く前なので、いちから観直そうと思う。huluに再登録したが、挫折しそうだ。

祝日のバイトは嫌なので(客が多い)、しかもお局様二人とシフトが被ってるので、人に話しかけず無心でいようと思ったらあっという間に時間が経った。それはそれで虚しい。具体的になること、明晰さを欠くこと、悲しみや苦しみを少なくしようと努めること、ずっと続けば最早疑問は抱かないのだろうが、不意にはっとすると、過ぎ去った時間に焦ってしまう。

愛。好き度1/10の人のこと好きになろうと頑張らなくていいけど好き度5/10くらいの人のこと8/10くらいにしたら楽しいんだよ多分。先輩のこと無条件に好きになりがちだけど同期も後輩もどういう立ち位置(上下関係)でいったらいいのかわかんなくてよそよそしくしてしまう。

中秋の名月。満月のこと話したから満月を見るたびにあなたを思い出します、みたいな和歌だ。

2018/09/25

半年ぶりに講義を受けた。一限では学生結婚した院生(女)がいて、腸が煮えくり返ってしまった。その後輪講に行った。私は研究が好きな方か嫌いな方かといえば好きな方なんだろうなあ。というかpythonが好きだ。というかプログラミングが好きだ。卒論、一度「できそうなもの」をテーマにしたけれど、途中で「やりたくないことやりたくなくない?」ってなって今のテーマにして、楽しい。文節整序をやっている。某部活の話みたいだが、長く付き合うテーマが自分の好きなものでないとつらい。

好きって、実物でも心象でも対象を前に発起する気持ちだから恋人たちは毎日のように連絡を取り続ける。

Twitterを復活させた。

最近食欲がしっちゃかめっちゃかだ。体重を少し増やそうかと思うけれどそうするとお腹、お尻、太ももに肉がついていくので困る。本当は腕、首元から胸下までに肉がついてほしい。こればっかりは体質の問題だと思う。ただ私に言えるのは、「食べろ!!! 体の中でエネルギーを回せ!!!」ということのみ。

2018/09/26

いろんなものを待っている。バイトの採用連絡とか、zozoに送った服と鞄の査定とか。「待ち」の状態になるとそこへリソースが割かれて気が散るが、少しは生きようという気持ちになる。

ご飯をたくさん食べておくとたくさん身体を動かせる。人々はなぜあんなに炭水化物ばかり食べて(少なくともそれと気づくほど明らかには)太らないんだろうと思っていたけれど、大きな声で喋ること、笑顔でいること、動作をつけること、全てエネルギーがいる。たぶん人々の消費カロリーは我々より多いのである。

2018/09/27

早起きをしたい。けれど早起きをするには夜早く寝ることが必要で、そうするとフットワーク軽く人と飲みにいけなくなってしまうので世界が閉じる。予定も立てにくい。「毎日生活リズムを調える」完璧主義を自覚する。

素材のことを思う。どんなにデザインがよくても手触りの悪い服はだめだ。人が着る服も、まず手触りの評価をする。触らなくても実物を見れば手触りはわかる。冬は手触りが好きな服が多くていい。行き交う人の服を見る。

「病的である」というのは、そう判断する知識のある人がいる、ということで、生きづらさや後ろめたさはコミュニティの問題である。

ここのところ割と前向きに生をやっている気がする。時間と規律で自分を縛れば、思考に費やされる「空白の時間」は生まれにくい。

2018/09/28

とてもいい天気。秋だ。地元でバイトの面接を受けて、スーパーの外のベンチでコーヒーを飲む。コンビニコーヒーが好きだ。氷の入ったアイスコーヒーが好きだし、軽いカップを握るのも好き。カラカラ音が鳴るのも好き。冷たいのも、今の時期はいい。

呼びかけられないと相手が自分に話しかけていることがわからないとか、話しているときに人と目を合わせられないどころか人の方に顔を向けられないとか、特性として語られがちだけど、ある程度は改善してきたので、ただ単にそれを注意されて直すという環境が与えられなかった、という面もあると思う。

ガムを噛む。バイト先で休憩中にベイプを吸うのが禁止になってしまったので、ストレス解消のために噛んでいるのだが、エラが張る。エラボトに費やした6万も虚しく、毎日エラを発達させている。

2018/09/29

「Kアイドルは細い体で激しく踊るから最高なんだよな〜! 細いだけで動けなかったら意味ないもんな〜!」と思って、踊ってみた。脇腹が痛くなった。

バイト受かった。飲食。初めて飲食に受かった。バイトに受かったので予定していたバイト面接を全部ブッチして引きこもり、キッシュを焼いた。パイ生地はないからキッシュというよりオムレツ。と書いていてチーズを入れ忘れていたことに気づいた。

死にたい。副交感神経がバリバリで鬱。

2018/09/30

「そしたらそんなのすっごくくだんなく思えてきちゃったのね」

家に帰ったら焼き芋が焼けていた。スロークッカーをセットしておいたのだ。スロークッカーは内鍋が重くて洗いにくいので、シロカの電気圧力鍋に買い換えようかと思ったけど、大きい芋を蒸すにはスロークッカーの方がよく、迷う。朝放置した水漏れ(食洗機の設置に失敗した)により床に小さく水溜りができており、塵も積もれば的な、これは明日不動産屋に電話しないといけない。そして玄関がひどく汚いので、それはもう水道屋さんにも見せられないくらい、だから掃除もしなければいけない。

みんな死なねえかなという気持ちになってしまった。

今月中にはダンベルを片手10kgにする予定だったのに、旅行と風邪で一週間サボってしまったから筋力が若干落ちて上げられなかった。10月の中旬までには10kgにしたい。

閉じた世界の百合 - 2018/09/17-23

最近漫画を読む力がない。少しめくって「ああだめだ」と思ってしまうと読み進めることができない。徒に傷つきたくない。私は漫画のキャラクター性に脅かされている。優等生キャラ、ツンデレキャラ、女好きキャラ、昔は「頭を使わなくて済む」と重宝していたテンプレが、今は気を滅入らせる。
久しぶりに袴田めらを読み返した。最高。女の子を好きになることに戸惑いはするけれど、その感情に舞い上がって、もしかしたら相手に彼氏がいるかもしれない、なんてつゆほども考えない視野の狭さがリアルだ。上に挙げたようなテンプレ的キャラクターがいない点もいい。「絵に描いたような美少女」「黒髪ロングの無口な優等生」この類のものは出てくるが、作者が読者に向けて描いているというよりは、主人公が漫画の世界の中で人物をそう捉えているように見える。自意識を美しい物語に仕立て上げようとするモノローグが好きだ。なんでもない日常でも、そこに人はいる。クラスメイトを「なんかいいなあ」と思って、その感情を詩的にまとめ上げてしまえば、物語は始まる。

きらきらとうごめく
光のようなもの
じくじく痛む
傷口のようなもの
熱くてせつない
これは病だ

「好きってなに?」
「え」
「具体的に」
「一緒にいたいの」
「それだけ?
 だったら友だち同士でもできるし」
「は…裸がみたいの」*1

中高生の持つ感情は、即時的で、 さもなければ途方もなく遠いものに思える。

「これで私のこと忘れられなくなったでしょ?
 愛する誰かとずっと一緒にいられるなんて幻想よ
 どこかで幻滅して…終わりが来る
 それに、恋愛って成就する瞬間が一番美しいと思わない?
 お互いの気持ちがつながって…二人の扉が開くの
 私はその瞬間を刻み込んだだけ」*2

近未来も将来もない。
私の好む百合は、読者が外から見て楽しむ物語ではなく、登場人物の内的世界、独りよがりな論理性のうちにある。

2018/09/17

バイト、やめようと思った。今のバイトは10ヶ月ほど続いている。入れ替わりの激しい業界なので、私はもう古株だ。上に先輩は数人しかいない。権力を得、慣れてもきたので、割と好き勝手にやっていたのだけれど最近ぼろを出している。細かいことを言う面子に当たりやすいというのもある。これは指導側になっても悩むことが多いことだけれど、プライドの高い人間は注意をされると人格否定だと思いやすい。というわけで、至極真っ当な、そして軽い注意を二回ほど受け、私はあ〜あ、や〜めよ、と思った。とはいえ来月は週四で入っていてそれは変えられないのだが、口数少なくゆっくりとフェードアウトしていこうと思う。もしかしたらやめはしないかもしれないが、それにしたって掛け持ちにして、週二、許されるならピンチヒッター的な立ち位置にしてほしい。

他人を中心に生きることの虚しさを知る。人のこと好きになりたいけれど、人のこと好きになろうとしたくない。

本当の好きってなんだろう、街を歩くカップルたちはお互いをお互いに好きなんだろうか、みたいな話を最近色々な人にされる。お互いをお互いに好きな場合もなくはないだろうけれど、あまりないと思う。「好き」が言語化される前の、びりびりした視線が好きだ。目で殺す。言葉はいらない。好意と交際にあまり深い関係を求めてこなかった。そしてそれをちゃんと言ってこなかった。付き合っても好きで好きで好きでたまらない人のこと羨ましく思うけど、その滑稽さも知っているので多分一生自分では楽しめない。メタ認知が全くなければ、いくらかおめでたい生活ができたと思う。

「もう生きなくていいんじゃないかなあ」
「むしろもう死んでいるのでは?」

2018/09/18

夏休み最終週というのに自ら大学へ赴き、卒論の相談をしてきた。家に帰ってからもpythonに取り憑かれ、やめられない止まらない、これで終わりにしようと思ってから一時間以上もやっていた。プログラミングの好きなところは場合分けがあるところ。プログラムが動かなければどこかしらに問題があり、そしてそれはたいてい場合分けの問題で、少しの変更を加えて何度も繰り返し実行していい。こうして不具合の原因を突き止めたときが一番楽しい。合宿での中間発表では意味がわからないことを長々と喋り自分でも意味がわからなかったのだが、そのあときちんと考えたのでなんとかなりそうだ。

uwu: A reaction to cuteness-overload.

望まないことを予め想定しておいて、もしかしたらそうかもしれないって構えておかないと不意に襲い来る現実に打ち勝てない。それが悲しいとか嫌だとかよりも早く、ショックに打ち負かされてしまう。殴られたあと、痛さもわからずただ呆然とする。まったく平気のようだけれど、私は多分泣きたいはずだと思ってDBTをやった。以前のこと。時が経ってもまだ泣いてしまうことは、多分消化ができていない。

全部夢だったんじゃないかと思う。夢。幻。妄想。私の頭の中にしかないもので、私の頭の中から消えてしまったら本当になかったことになるんじゃないかと思う。けれど実際身体を突き止めればそんな杞憂は雲散霧消し、その実在に打ちのめされる。ひとが明日も明後日も、幸せでありますように。

2018/09/19

"彼らが妄想的確信にもとづいて世界解釈の手法を身につけてしまうから"

「作用できる神」。相手との関係を見るより、相手を見た方がいい、という既婚30最男性のアドバイスを思い出す。ことばの伝播は、ただ単に自他境界の曖昧性による、と思いたい。

2018/09/20

"離人症は精神の一時的な死、いわば「精神の仮死」といってもよいものであり、つまりこのような精神的仮死をとげることによって現実の危機をなんとか回避する"

"一般に、メランコリーの患者は、生命機能が渋滞し、時には停止する結果として、時間もあゆみが緩慢となり、もしくは停止してしまう。そのため、「未来」の表象も消滅し、いわば「現在」の時だけがいつまでも続く。"

頭が痛い。気圧のせいかもしれない。バイトの面接をたくさん予定しているけれどどうせほとんど行かない。Twitter、見れば見るほどつまらない。復活の日は遠い。

あ、素敵、と思って、それが彼女の口癖だったと思い出す。「素敵」が口癖だなんて、それこそなんて素敵なんだろう。こういう気持ちが、百合です。

生きている気がしない。かといって死んでいる気がするわけでもないのだけど、現実に実感がなく、また実感したいとも特に思わない。ここのところ身体がたるんでいる。自分の身体が目に映っても、風景でしかない。自分の身体とも、他人の身体とも思わず、身体という認識ができない。ただただ体重計が示す数字だけ見て身体を管理している。多分見た目からはわからない。
女であること、肉体的な存在であること、それを思い知らされるのは本当に苦しい。自己の存在を根本から否定される。けれど、それだけに自己が浮かび上がる。だから多分現実との結節点として、それは機能していた。今は意識が拡散していっている。かといって、肉体的にも精神的にも自傷をする気にはならない。人生に諦めをつけて精神的自傷へ踏み切り、やっぱり人生妥協したくないと発起したものの、今や私は存在しているのかどうかもわからない。

2018/09/21

中高の友人に会う予定があり本気でおしゃれをしたら自分の身体が自分の所有物だってことを少し思い出した。可愛いのでみんなに見てほしい。女に生まれたばっかりに、世界で最強の推しを作れる、とかまた思い始めた。

行ったら痩せてる痩せてるとちやほやされたので一般人(イベントコンパニオンではない)と遊ぶの最高だな〜と思った。バイトは日数を減らすにしてもやめない方がいいかもしれない。一つテーブルを挟んだ隣のテーブルが男三人組で、何度か目が合ったので隣に座る中二の時好きだった子といちゃつき百合営業をした。営業というかサービスだ。男、ガン見してた。

体力があるうちにもっと夜遊びしておけばよかった、と思うけれど、今この瞬間が常に一番若いわけで、23歳、まだいけるかもしれない。

デートしたい、ていうか目標の日のためにダイエットして肌整えて最高のコンディションにしたい、って話をした。わかる。デートしたい。ラブはスクリーンからリアルワールドへ。

2018/09/22

座っているのもつらくずっと寝ていた。人との関わりがなさすぎる。Twitterは機能していたのかもしれない。

神経科に通って八ヶ月、初めて薬を増やされた。ルボックスが一日二回から三回に。でも診察の際には何も言われなかったので薬剤師が確認をとっていて、確定ではない。それにしても、これ以上抑うつされたところで多分頭がぼんやりするだけだし、どうせならハイになれるやつがほしい。

映画『ファイト・クラブ』を観ている。やはり生をやっていくには――少なくとも「前向きに」やっていくには――「生きてる感じ」を得なければならないように思う。自ら終わらせる気もないのなら、こんなように鬱屈とした日々を過ごすのはやめた方がいいかもしれない。

2018/09/23

今日で夏休みも終わるらしい。朝からずっと卒論のためにpythonをやっていた。どこへも出かけていない。本当は明日から講義だけれど、うっかりバイトを入れてしまったので明日は行けない。それとは別に、祝日にバイトを入れた過去の自分を呪う。

どこからかにんにくのいい匂いがしてくるのでいらいらしていたが、自分で作っていたのを思い出した。ハッシュドポーク。ビーフは高い。スロークッカーが役立つ季節になってきた。

ファイト・クラブ』を観終わった。映画でも小説でも、男主人公のフィクションではヘラった女が魅力的っぽく描かれていて困る。そういうフィクションを教科書にして育ってしまったなあ、あ〜〜〜だからフィクションの世界に生きてるサブカルに受け容れられてしまったんだ!!! なるほどね!!!

もう11月のスケジュールを組まないといけない。カレンダーを見ていたら10月のシフトに絶望してしまった。そんなに金が欲しいか。けれど寝て過ごすよりはいいのかもしれない。どうだろう。涼しくなってきたら美術館へ向かう妄想をしよう。実際の美術館は観ているうちに精神と身体が切り離されてしまって出たあと人と話せなくなるので苦手だ。

口からどんどんピザが出てくる - 2018/09/14-16

口からどんどんピザが出てくる。出てきてた。いや、わからない。
私の中で、ブログは「公開」がしっかり前提化されているから、フィクションも多いし、矛盾を自覚してそのままにすることもある。推敲するうちに話が正反対へ行ってしまうことは日常茶飯事だ。長々と下書きを書いても、いざ公開しようというときに全く逆の気持ちになってお蔵入りにすることもある。とりあえず、ブログは頭の中垂れ流し、ではない。サブタイトルの「福寿草子のゆるふわ脳内」はアーバンギャルドの『あたま山荘』の歌詞「あたまのなかはゆるふわカオス」に由来している。アーバンギャルドは全盛期のいわゆるインターネットメンヘラたちのヘラリティをきちんと可愛く一曲にまとめ上げていたと思う。それを念頭に置いている。というか普段は意識していないけれど時々思い出す。つまり、ブログはつまらないことばかりだらだら書き連ねるところではなく、ポートレート的な役割である。こういうことを書いているとインターネット評論勢のこと、サブカル眼鏡さんのことを思い出して本当にめまいがするのだけれど、なんかそういう気分なのでそういうことを書く。こういう現在形にも嫌気が差す。

本当に思っていることでも、言うぞ言うぞ言うぞと思って言うと意味が変質してしまう気がする。うまい皮肉で一泡吹かせてやったぜ、みたいな、したり顔が目に浮かぶ。卑しい。数年ぶりに会う友達に、「前はこう言ってたけど、今日は言わないね」というようなことを最近よく言われる。私は思ったより口が緩かったらしい。思い出した。神経科に行き、喋りすぎるんでしょうと言われて口を慎むようになったのだ。でもそのずっと前から、どんどん、思ったことが捕らえられない。捕らえられても言葉にできない。思った瞬間に言えないから力んでおかしなタイミングで言ってああこんなことが言いたいんじゃなかったのにってなる。だからもっと言えなくなる。
昔は私は一人でも全く平気だった。私は私の中の他者と会話していた。それまでの実際の会話で得た他者の性向を、文法を、私の中に再現し、そして仮想的他者とお話をする。そんなに親しくない人でも驚くような妙案を出す人もある。そしてその返答をより確かなものにするために、つまりより現実の他者を必要としなくていいように、他者のことを何から何まで知りたがった。でもわからない。他者とか、精神とか、もう全部やめたい。やめたいと意識することすらもう嫌だ。

2018/09/14

嘘だよ、全部嘘。あーーー首を絞められたい、と思う。でもそれを言った瞬間意味が変わってしまう。変わってしまった。実際に首を絞められるのは「やってやるぞ」という力みを感じて大嫌いだ。誰も私のことを憎んでいないし救おうともしない。されても困るけど。

喉が痛くて苦しい。普通に風邪。家の目の前の病院に行くのが億劫で二日間スルーしてバイトに行ってしまった。しんどい。別に今は熱もないけれど、すっぴんでお風呂入ってなくてぼろぼろで部屋も散らかってて洗い物もたまっててそれでも介抱してくれるひとがほしいと思う。多分年々強まってくるタイプの欲求だ。でも当分そんなことはなさそうなので、いや言霊、まあ当てはあるんですけど、今は割ときれいに生活している。バイト先へ適当な格好で出かけるのもやめた。涼しくなってきたからか、涼しくなってきて精神がどうかしてきたからか、「毎日がデート服」「最低限のレベルを上げる」の時代が舞い戻ってきた。秋と冬が好きだ。身体の輪郭を感じやすい。泣きたくなる。

ここが私達の関係性の問題点なんだねって言って結局実際には何もしないで精神の本とか読まれると私を放置して自分はカウンセリングに通った、そして自分はカウンセリングに通ったんだと言った母のことを思い出す。私は「結局何もしてくれなかった」と言うわけだけど、そこには「だってあなたが望んだ『関係』でしょう?」という逃げ道がある。私は望んでいない、の一点張りだった。

2018/09/15

朝病院に行って、諸々の用事を済ませ、昼から五時間寝た。気づいたら寝ていた。風邪を引いたときの、必要に迫られた睡眠が好きだ。嫌な夢ばかり見た。風邪を引くと心が弱くなるというのは多くの人が頷いてくれると思うのだけれど、私が言う「お酒を飲むと感情が溢れ出てしまう」ってそんな感じだ。

えらい、と言われるのが嫌だ。そう言われるとき、大抵はえらくないから。すごい、と言った方が適切な気がする。つまり、「立派だねえ、よくやったねえ」という意味での「えらい」はあるラインを越えたことを褒めているわけだけれど、あまりにも低いラインを越えたところで褒められても馬鹿にされたようにしか感じない。ライン設定は自由なので、私の中で低いラインは他者の中で高いラインかもしれない。だからそれを褒めること自体はいいけど、それなら「すごい」と言ってほしい。つまんないことで「えらい」と言われると、本当に腹が立つ。甘やかされるよりも甘えたいのだと気がついた。

この前「私よくADHDっぽいって言われるんですけど」と話し始めたら「福寿草子さんはADHDじゃないと思います!!!」と叫ばれてその先の話を聞いてもらえなかった。閉口して辟易した。私がADHDかどうかはともかく、ADHDっぽいとよく言われると発言することの善し悪しはともかく、言われるのは事実なのだからそこはさらっと流してほしい。「私は全然そういうふうに思いません」じゃない。こういう、清潔さの求められる会話ばかりしていると息が詰まる。ちなみに敬語で話してはいるけれど相手は十年来の知り合いである。

もう23時を回ってしまった。と思ったら22時だった。虫が鳴いている。寂しくて寂しくて都合のいい年下男メンヘラに構ってもらおうと思っていたのを思い出して、今はそんなに寂しくないけどとりあえず探りを入れてみたらODしてた。引きずりこまれたくないのでやっぱりやめた。この前偶然再会した人と飲みに行くことになって、慌ててLINEのブロックを解除したけど、やっぱり意思疎通が困難なレベルで頭が悪かった。時間を無駄にすることを恐れている。新たなコミュニティを無選別に求めるよりも昔からの繋がりを大切にした方がいいのかな。気に入らない人とすぐに縁を切るのをやめた方がいいんだろうかって、うまくいってないときばかりそう考える。

2018/09/16

"「でもずっと寝てるのも難しい、起きるのは起きるけど、起きて何をするのか考えなくちゃいけない、映画でも見にいくかとか、そのあと図書館にでも行こうかとか。そうやって、朝起きるとこから全部自分で決めて、一日じゅう自分で考えて、次に何をやるか、やることにどれくらい意味があるのか考えたりして、意味が考えつかなくてもとにかく何かやって、まる一日、自由な時間をつぶしていくってもっと難しいんですよね」
「仕事をしてればごまかしがきく」"

 

「性欲に端を発する好意は、少なくとも対象が実在しているんだから、なんというか確度が高いよね」

「性欲に端を発する好意は、少なくとも対象が実在しているんだから、なんというか確度が高いよね」
「確度?」
「信頼できる」
「信頼できる」
「問題なのはどうやら私が性欲を感じにくいってことくらい」
「性欲がない?」
「なくはない。たぶん。そして私は離脱している」
「離脱?」
「私は私の身体を私の身体として実感できない」
「君は君の身体を君の身体として実感できない」
「だからあまり実用的ではない」
「何が?」
「その好意が」
「性欲に基づく好意は、実用的ではない」
「少なくとも私にとって。なんの役にも立たないし、それどころか迷惑に思うけど、多少なりとも理解はできる。欲求される身体は確かに実在する。だから怖くない」
「理解ができるから、怖くない」
「理解ができないことは怖い。実在しない精神を欲求する好意は、たぶん怖い」
「たぶん?」
「たぶん。実在しない対象は、誰にも否定できない。どう思われようとも」
「本人にさえも、正しいか、正しくないかは言えない」
「その通り」
「実在しない対象を欲求する好意は実在する?」
「実在する、と信じられてはいるみたい」
「けれど君はそれを疑っている」
「私はそれを疑っている」