永久の幸福

福寿草子のゆるふわ脳内

「私は他者を必要としなくてもいいんだって思えたの」

「私は他者を必要としなくてもいいんだって思えたの」
「他者?」
「つまり近しい人、たとえば家族とか」
「恋人とか?」
「その通り」
「君は他者を必要としない」
「必要としなくてもいい」
「必要としてもいい?」
「もちろん。私は他者を必要としてもいいししなくてもいい」
「君は他者を必要としてもいいししなくてもいい」
「今まで、他者のいない人生は不完全なものだと思っていた」
「今まで?」
「今まで。私は欠乏感を埋めるために、他者を求めていた」
「サムワン」
「サムワン。欲求されるだけの誰か。顔の見えない他者」
「志向されるだけの存在」
「模範的な人生に必要な存在」
「でも君は他者を必要としなくていい」
「でも私は他者を必要としなくていい。そしてそれを恥じる必要はない」

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