永久の幸福

福寿草子のゆるふわ脳内

物語を巡る物語 - 2019/05/03 - 2019/05/05

2019/05/03

プロトコルは破壊されていく。それは物語を失うということでもある。わたしたちは、予測可能性を残しておく必要をもう見いださない。

2019/05/04

結末が先にある。こうなるはず、という終点からまず存在し、わたしたちはそこへ線を引く。もちろんそれは一意に定まらない。最短経路である必要はなく、永遠に届くことのない道筋でもいい。けれど終幕は明確に目指される。そこへわたしたちを導くのが物語そのものなのだから。

2019/05/05

そこには合意だけがある、というのは、理想がすぎると人は言う。

肯定させてほしい、と思う、今の"望ましくない"状況を受け留め続けるために物語が存在してほしいと思う。現実は変わっていなくとも、一度物語を介せば忽ち私はそれを「演じている」ことになり、つまりそれは「私じゃない」ことになる。あれだけ言ってまだ、私は「私自身」が負けるのを――「私自身」を生きるのを恐れている。